私の着物との出会いと思い出、一生の宝物。

私と着物との関わりは美容師の専門学校からでした美容師は着付けもできて当たり前という風習みたいなものがあったので学校当初から資格を取る気で入学しました

学校時代は資格を取るために2年間は講師の先生の元一から着物の名称から歴史着せ方を教わり自身身長がとても小さかったので当時は背の大きい人を着せるのがとても大変だったのを覚えています

資格を取得できるころには学生ながら着付ける所までできるようになって嬉しかったのを覚えています卒業をして一人前として就職してからが凄く大変でした

資格で勉強した事はお客様に生かせるのだが勉強以外で必要なスキルがすぎてお客様を着付けできないこれは一から勉強するしかない思いまた講師の先生のもと教えを頂きながらのアシスタントとして勉強しました

着物の着付けの練習をたくさんしました

学校で学んでいたときには着物も準備されているし着せ合う仲間もいたので何も準備することがなかったのですが卒業すると道具から準備があり着付けを勉強するには着物はいるし人が居なければマネキンを購入したりお客様を着せるためには何回も練習が必要なので大変でした

自分で買った着物が破けてしまうくらい練習したものもありますそんな日々を過ごしているうちに先生から講師の先生をしてみないかとお声をかけて頂き戸惑いましたが自分のスキルが後輩たちに役に立つのならとさせて頂きました

私の教えた後輩たちが今は独り立ちをしている話を聞くと嬉しくなります今は引退をしてしまいましたが今でもそのときの着物は大切な宝ものです

着物はキレイだけどいろいろ大変だと思いました

着物って見た目は華やかだしスタイルに関係なく着ることが出来るのが魅力と言えますが着るのも大変だし立ち振る舞いも難しいということが出来ます

私の場合は昨年姉の結婚式で色留袖を着たのですが当然自前ではなくレンタルですしさらには自分では着ることが出来ないので着付けを依頼しました

ネットで色留袖をレンタルする為にいろいろなサイトを比較していて思ったのですがまず留袖と比べて圧倒的に種類が少ないという点です

そして写真でみると絵柄が派手だなと思ってしまい出来るだけ地味なモノと思って選んだら着付けの際にコレは50代や60代の人でも着れる絵柄だと言われてしまいました

洋服の場合の感覚とはやはり大分違うのだなと改めて思いましたし帯からインナー下駄や扇子まで全部で16点セットのモノを選び2万円程のレンタル料金でした

それに着付けとヘアセットとメイクをお願いして1万5000円だったのでそれにご祝儀の5万円をプラスするとかなりの出費でしたね

着物を着るのは大変なこと

そして当日は慣れない着物で四苦八苦しましたまず階段や車に乗る際に足が全然上がらないトイレの際に裾が気になる何より帯が体を締め付けるので食事もろくにとれない状態でした

まあ結婚式の後に写真撮影がありキレイに撮ってもらえたのはいい記念になりましたが着物って大変というのが正直な所ですそれに現代社会においてはなかなか着物を着る機会もないですよね勿論日常的に着ている人もいるのでしょうが少数派と言えます

結婚式は白無垢で…とても素敵な挙式でした

10代の頃はウェディングドレスに憧れていたのですが結婚を控えると白無垢も一生に一度しか着られないしすごいキレイだな思うようになりました

そこで旦那にウェディングドレスか白無垢がどっちがいい相談しましたすると白無垢のイメージがすぐ沸いた言いました他の友達に相談してみても白無垢の方が似合いそうみんなが口を揃えて言ってくれたので挙式では白無垢を着ることにしました

舞妓体験や花魁体験成人式や卒業式で振袖など和服を着る機会はたくさんありましたしかし白無垢は今までの和服と断然違いましたまず真っ白で美しい生地が気品にあふれ自分に似合うのかな不安になりましたそして何より重いし緊張からか締め付けがいつも以上にきつく感じました

衣装合わせの時など母親には良く似合うよほめられましたがやはり不安は拭えませんでした風邪気味だったこともあり衣装合わせの日に酸欠になってしまったりと不安は募るばかり式当日旦那には白無垢姿を見せていなかったので挙式前に初めて見せました

私の白無垢姿に対する旦那の一言がとても嬉しかった

長い時間をかけて着替え正直まだ式が始まっていないのに少し疲れていましたしかし旦那と対面したときしばらく旦那が何も言わずどうしたんだろうと思っているとあまりに綺麗すぎて言葉を失ってしまったこんなこと人生で初めてだよ言ってくれましたその言葉が嬉しくてすでに泣いてしまいそうでした

旦那の友達には和服のことを何も言っていなかったので私が登場すると参列者の皆さまが驚いていました私の友人にも旦那の友達や親戚にも良く似合っているよたくさん褒めていただきました白無垢を選んで心の底から良かったなと思いました

母の嫁入り道具の留袖を娘の私が着ることに

結婚して5年経ったころ私達夫婦には子どもはまだいませんでしたそしてちょうどその主人のつまり私の義姉が結婚することになりました

結婚式は初夏の6月私は自分の結婚式ではドレスの締め付けがきつく自分のフルコースは全然食べられませんでしたので義姉の結婚式でおいしいフルコースを食べられることを楽しみにしていました

そうこうしていると義母から私も着物を着るようにとのお達しがあったのです当時の私は友人などの結婚式で着ているドレスをと思っていたのですがそう言われましたので着物の準備にとりかかりました

実家の母に訪問着色無地を出してもらっていたのですが実母からは黒留袖を着るようにとのまたまたお達しがありました当時の私は30歳に入った頃でこの歳でもう黒留袖を着るのかと驚嘆しました

その土地柄や考えで色んな意見がありますが私は支度してもらった色無地を大変気に入っていましたので黒留袖が駄目だということではないのですがとても残念だった記憶があります

母の黒留袖はとても好評でした

また自分用の黒留袖はありませんでしたので実家の母の嫁入りにもってきた黒留袖を着ることにしました幸い昔の母の体系と私はまったく同じでしたので何の心配もいりませんでした

結婚式場で着せてもらったのですがとても高級な黒留袖のようで何人かの方に高級なお品ですよと言ってもらい母だけでなくおじいちゃんおばあちゃんにも感謝感謝でした色無地を着たいと言っていましたがそんな高級なものを着ることができ義母にも感謝感謝でした

成人式に着用した着物の思い出の中にある母の優しさ

若いときの思い出であるがその頃はまだ家が農家であったので養蚕をしておりました桑鳥や蚕の世話それからまぶしをあんだりと結構蚕の手伝いをしました

まず最初の着物の思いでは成人式の着物です自分が大学生のこともあり上の姉2人は振り袖を作っていたのですが私はあきらめていましたしかし着物自体はとても好きでした

しかし無理は言えないと思い姉の着物を着るからつくらなくていいよと母に意っていましたところがいつもきている染め物やさんに私の成人式の振り袖をいつのまにか頼んでおいてくれたのです蚕をかっていた関係で姉が嫁ぐときも繭を渡して絹にしてその染め物やさんに染めてもらっていました

着物に込められた母の優しさ

母の年代は戦争のさなかであったのでせめて娘には嫁入りの時には着物をひとそろいは持たせてやりたいと言う思いが強かったようですそんな母の思いがあったのでしょう家計の状態も知っていたのでいらないと言っていたのですが新しい赤を基調とした流れるような模様の振り袖が出来上がってきました

その着物は成人式はもちろん大学の卒業式それからお見合い写真にも使われました社会人となり自分で給料を貰うことが出来るようになったのでお茶を習いはじめましたその時にもお茶会や乱れの免許をとるときなどにその着物を着ることができました

成人式1回だけでなく20歳代思い出の場面場面で着ることが出来た着物です今でもタンスの奥に眠っている成人式の着物青春の思い出であるとともに今は亡き母の優しさに包まれた着物です

着物買取の口コミと評判